一時休校のお知らせ

明進学院では、新型コロナウイルス感染症対策を行って来ましたが、感染拡大の影響で一定期間の休校を決定致しました。神奈川県や平塚市、または全国的な感染者の拡大によるため、感染の危険性を回避するためです。ご理解をお願い申し上げます。

国内の新型コロナウイルスの感染者は13日、累計は7000人を超えました。内では12日、累計546人。平塚保健福祉事務所管内(平塚市、秦野市、伊勢原市、大磯町、二宮町)の新型コロナウイルス感染症患者は4月9日現在で計32人です。一見少ない様に見えますが、日本の検査数は諸外国に比べて非常に少なく実態がわかりません。ゆえに、実際の感染者の数は数倍から数十倍いてもおかしくありません。検査をきちんと行い正確な感染者数を出す事がどれだけ重要なのかを行政は認識して欲しいと思います。(判断材料・対策に大きな影響を及ぼす)

 休校の期間は来週4月20日(月)から5月6日(水)の間です。

塾生へ(ニュースレターより)

その間の学力低下も懸念されますから宿題は多めに出します。毎日しっかり勉強をして下さい。また、お休み分の振替授業はその後に行い。混乱が続くようでしたらもう少し後からでも行います、欠席の回数分は必ず行いますのでご安心下さい。元々ゴールデンウィークで、4月29日から5月6日まではお休みの予定でしたので、休校中の授業回数は3回分です。5月7日から授業は再開しますが、その後に再度休校するかどうかは状況を見ながら決めていきたいと思います。

休校理由や状況判断は以下の通りです。

当塾では授業を行う上で人数の割合に対しての教室は広く、各生徒が距離を十分に取って授業を行い、その他様々な感染症対策を行っているので、このような状況下でも安全に授業が行えると判断して授業を行って来ましたが、どんなに塾内の対策が万全であっても、仮にどこかのわからない場所で接触感染した講師や生徒がいないとは限りません。講師や生徒が感染している可能性の有無の参考としては、県や市の感染者数の増え方や人数をチェックしました(最上記)。ですから、現時点での危険性が今までよりも高まってはいますが、さらに「これから来週や再来週などはもっと感染者が増えその危険性が高まる可能性があるので、その期間は休校にすべきではないか」という考え方から決断をしました。

また、人と人との接触率を下げる事が重要だと言われており、封鎖をしている国々が感染者の数を減少させている事を考えると接触率を減らすというのは、重要な判断材料になると思います。接触率を80%以上必要か?色々専門家の間でも議論があるようですが、なるべく減らす事が感染の防止につながることは言うまでもありません。 

参考程度に神奈川県の休業要請についても見てみます。4月10日、神奈川県は休業要請の業種を発表しました。学習塾も休業要請の業種に含まれていますが、例外があり、床面積1000㎡未満で十分な感染対策を施していれば対象外となります。つまり、当塾の場合はその床面積1000㎡未満で感染症対策も徹底的に行っている学習塾ですので、取り決め的には、当塾は「休業要請の対象外」となっているのです。 

つまり、県の休業要請の基準から判断すれば営業は続けられるとも言えるのですが、そういう基準を元に判断したのではなく、「危険度が高いか?」「危険度が低いか?」という感染者数データなどを参考に実質的な危険性などを鑑みまして自主的に休校を決めさせて頂きましたのでご了承下さい。

こういう場面がありますと、ご家庭によって意見も分かれる事もあるかと思います。心配だからという理由で既に塾を休み、「次は5月7日に行きます」と決めた方もいらっしゃいました。また、「1日中家にいるから週2回位は塾で勉強して欲しい」という方々も少なくないと思います。実際、学校や多くの業種が休みになっているにも関わらず、当塾の出席率は非常に高く、ほとんどの生徒が休まない点はむしろこちらが驚くほどです。「なるべく来て下さい」という言及もしておらず、むしろ「ちょっとでも健康に異変があったら必ず休むように」と言っているにも関わらずです。信用して下さっての来塾には感謝しかありません。

意見の相違は人によってはあるかもしれませんが、今回の決定は「健康の安全」と「学力低下を防ぐべき」との重要性の両面を冷静に見てのバランス判断をギリギリの所で導き出した結論ですので、ご理解とご協力をお願い申し上げます

実際、「熱がある」「咳が止まらない」「倦怠感がある」「匂いがしない」・・・などの症状が出た場合は必ずお休み下さい

 

 

今まで塾を休みにしないと判断した理由は以下の通りです。(現在は営業中、来週からお休みです)

 学校ではかなり大勢の生徒が教室に密集しますが、当塾では人数の割合に対しての教室は広いので、各生徒が距離を取って過ごす事が出来ます。例えば、教室定員の半数やそれ以下のクラス人数で授業を行っています。(屋内密集には当たらない)また、下記(緑字)のような様々な徹底した感染防止対策により、平穏に授業を行うことが可能であると判断しました。

上記の内容に加えて、学校が長期の休みに入るとその期間の学習内容の習得にマイナス面が生じるために、塾で、学校の学習指導内容が欠けてしまった分を補う必要がある判断しました。

  しかし、感染の危険度が高まり、来週からの休校を決めました。

 

 現在、今までと変わらず、新型コロナウィルス・インフルエンザ対策を実行しています。

塾にある玄関ドアノブ、各教室のドアノブ、机、イス等は全て毎日消毒殺菌を行っております。

来塾時に生徒には必ず両手の消毒殺菌とウガイ薬によるうがい(どちらも塾に常備されています)をしてから授業を行うようにしています。(講師にも手洗い消毒・うがいを徹底しています)

教室は広く少人数制なので、生徒間の距離を十分取るようにして授業を行っています(満席状態を避けて、席を1つ置きに座るように指示。「狭い屋内空間に密集」には当たりません)

休み時間でもお互いの距離を取って行動するように指示しています(休み時間も生徒の行動をチェックしている)。

来校時など塾の出入り口付近の行動や塾前の自転車置き場での行動でさえもお互いの距離を取って行動するようチェック・指示しています。

先生が丸を付ける時も生徒との距離を取って丸付け解説をしています。(例えば、生徒の机の上にあるプリントは、そのままの状態で丸を付けず、一旦プリントやテキストを生徒から預かり別の場所で丸を付けてから返す等)

教室の換気を定期的に行っています。(窓を開け、換気扇を稼動している)

感染症対策に必要な情報を詳しく「お知らせ」に載せてアドバイスを行っています。

生徒に日常生活に関する感染症対策のアドバイスを具体的にしています。

発熱や頭痛などの症状がある生徒は必ず塾を休むようにお伝えしています。

 

こういった厳しい環境下にも関わらず、本年度は沢山の入会がありました。本当にありがとうございます。そして、新型コロナウイルスに対する当塾の対応(教室内の感染防止対策やニュースレターのコロナウイルス対策情報の中身、授業を開いている期間・・など)を評価し信用して頂きまして本当にありがとうございます。

今後とも皆様のご期待に応え、直接的な学習向上のみならず、将来、仕事がしっかり出来るように、社会に対応出来るようなたくましい人間に育つように働き掛けて行きますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。皆様方のご健康をお祈り申し上げます。